生成AIの登場で、映像制作の初速は劇的に上がった。数日かかっていた絵コンテやモックが、数時間で形になる。一方で現場が直面するのは「速いのに、らしくない」という壁だ。ブランドの世界観は、ツールが速くなっても自動では守られない。
本記事では、AI NOWが実案件で踏んでいる全工程を、判断基準ごとに分解して解説する。
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POINT
この記事の要点
- AIは『初速』を担い、方向づけは人が握る
- プロンプトは被写体・光・レンズに分解して書く
- 比率とカラーは最後に必ず人の目で整える
1. 企画:世界観を一枚に落とす
最初にやるのは、ブランドの『らしさ』を一枚のリファレンスにまとめること。トーン、色、被写体の距離感、光の質。ここが曖昧なままプロンプトに入ると、出力は速いが方向が定まらない。
01
世界観の言語化
ブランドの価値を形容詞3つに絞り、参照画像を3枚そろえる
02
プロンプト設計
被写体・光・レンズ・質感を分解して記述。1要素ずつ検証する
03
編集・グレーディング
生成素材をつなぎ、比率とカラーをブランド基準に合わせる
04
納品
9:16 / 16:9 / 1:1 を別書き出し。カラープロファイルを確認
PROMPT(被写体×光×レンズ)
cinematic brand film still, a single ceramic cup on a matte concrete table, soft directional key light from the left, shallow depth of field, 50mm lens, muted premium tone, subtle film grain, 16:9
光の向きとレンズを固定し、被写体だけ差し替えて検証すると再現性が上がる。
2. バリエーション出しと選定
方向が定まったら、同一プロンプトで比率と構図だけを振る。『当たり』を引くのではなく、意図した幅の中で選ぶのがコツだ。
| 観点 | 従来の制作 | AI活用 |
|---|---|---|
| 初速 | 数日 | 数時間 |
| 反復コスト | 高い | 低い |
| 世界観の統制 | 人の熟練に依存 | 参照+プロンプト設計で再現 |
| 納品前チェック | 必須 | 必須(変わらず重要) |
納品前チェックリスト
Checklist- 用途と配信先(尺・比率)が指定通りか
- ブランドカラーがプロファイル込みで合っているか
- 生成物に不自然な破綻(指・文字・反射)が無いか
- 権利・モデル規約上の懸念が無いか
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道具が変わっても、最後に世界観を守るのは人の判断だ。AI NOW 編集部
Q商用利用しても大丈夫?
A利用モデルの規約に従えば可能。案件では規約とライセンス範囲を事前に確認している。
Q生成物が学習に使われない?
A多くのツールで学習利用をオフにできる。設定を確認し、機密案件では特に徹底する。
Q人の役割は減る?
A初速は機械に寄るが、方向づけ・品質判断・ブランド統制はむしろ人の比重が増す。
Let’s talk
AIクリエイティブの制作、伴走します。
企画からプロンプト設計、編集・納品まで。ブランドの世界観を守るAI映像制作をご相談ください。
06
追加モジュールのデモ.
ここからは今回CMSに追加した5つのモジュール(見出し・リード・テキスト+画像・区切り・補足ノート)の表示サンプルです。いずれも管理画面から選択・入力・並び替えできます。
左寄せ中画像のテキスト回り込みサンプルです。製品カットや人物カットを本文の脇に置きたいときに使います。文章が画像の右側に自然に流れ込み、読みのリズムを保ったまま視覚情報を添えられます。
キャプションには撮影意図や条件を簡潔に。回り込みは段落2〜3つ分が読みやすさの目安です。
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お知らせ
本テンプレートのモジュールは、CMS上で選択・入力・並び替えが可能です。画像は S3 導入後に差し込めます。